俺は部屋に戻るとすぐに葵に電話をかけた --プルプルプル 「もしもし舜っ」 慌てた様子で電話に出る葵 「あぁ。お前も聞いたんだな…」 「えぇ…たった今…」 「どうする?このままじゃあいつが見つかるのは時間の問題だ」 「どうしよう舜…」 あいつが泣きそうな声でそう言う 「とにかく話そう。 お前が見回りの時間。 お前の家の近くの公園集合だ。」 「分かった」 そう言って電話を切った