俺はその後の言葉を 言うことはできなかった 少しの間沈黙が流れる 「とにかく。今持っている情報を伝える 名前は瀬戸拓海と名乗っているようだ。 背は180センチ前後 見た目は若く高校生だと思われている」 なんだよ… もうほとんど全部… ばれてんじゃねえかよ… 俺はあいつを守れねぇのか…? あいつは殺されてしまうのか…? 俺はぐっと拳を握りしめた 「一ノ瀬家にもこのことは伝わっている。 舜は葵ちゃんと協力して探すように。 以上解散。」 爺さんのその言葉によって 話し合いは終わった