「そのままだ。 俺たちが以前滅ぼした妖使い一族の生き残りがこの辺に潜伏しているかもしれないとの情報がはいった。 見つけ次第殺すように。 と陰陽師本部からの連絡だ」 爺さんは俺を地獄に突き落とす言葉を 簡単に言い放った 「でもっ…そいつ何もしてないんだろ? いきなり殺すなんて酷くねぇか」 俺は少し焦り気味にそう言った 「なんだ舜。 妖使い一族の肩を持つのか? もしかしてそいつと接触してるのか?」 勘の鋭い親父がそう聞いてくる やべ… 「そうじゃねぇよっ…ただ…」