秘密の陰陽師 【弐】



ある日俺たちはカラオケに来ていた



舜と葵が2人で部屋を出ていく



俺は2人の後をつけた



結界を張ってなにやら話している



少し聞こえた会話






「私は絶対拓海を守りたい」


「あぁ2人で拓海を守る方法を教えよう」








だいたい状況は把握できた





陰陽師の偉い人たちに
俺の存在がバレたんだろ?




どうしてお前達は俺を守ろうとする?
どうして出会って間もないやつを
そんな簡単に信じたりするんだ…





陰陽師は組織を裏切れば
一生監獄の中だと聞いたことがある