秘密の陰陽師 【弐】



30分くらいだった頃



「なぁ俺たちこれから見回りあるから
ちょっと抜けていいか?」



舜がそういう



「え?そうなのか?仕方ねぇな!
分かった!気をつけろよ!」




井上君がそう言って
私達は二手に別れることになった





花に口パクで

"がんばれ"


私はそう言った







「よし…ミッションクリアだね」



「あぁ後はあの2人次第だな」



そう言って私と舜はもう一度屋台を
回り始めた




気づけば私の両手には食べ物がいっぱい




「葵それ全部食べれんの?」




舜にそう聞かれる



「余裕なんだから〜!」




「食い意地ばっかり張ってんなよ」



舜に意地悪な顔でそう言われる