秘密の陰陽師 【弐】



「じゃあそろそろ行くか?」


「うん!」



私達は部屋を出て
着付けをしてくれる
お手伝いさんがいる部屋まで向かう



「失礼します」



そう言って中に入ると4人の綺麗な
おばさま達がいた



「あらこれはすごく可愛い
お嬢様だこと」



「お化粧のしがいがありそうだわ」


「ほんと綺麗だわ〜」



おばさま達は口々に私を褒めてくれる


お世辞でも嬉しいよ…