秘密の陰陽師 【弐】




「着きました葵様」



そう行ってドアを開けてくれる木村さん



「すみません、ありがとうございます」




私はそう言って舜の部屋を目指す



--コンコン


「はい」


中から舜の声が聞こえた



「私。葵。入るよ?」



「あぁ」



そう言って私は部屋に入った



「今日は色々ありがとうね?
浴衣まで準備してもらって」



「いや。あのクソ姉貴が用意したいって
聞かなかったんだよ」



「ふふっ恵美さんのセンスなら
絶対かわいいね…」



「どうだか」


舜はしれっとそう言う