秘密の陰陽師 【弐】



花火大会当日



「それじゃあお母さん行ってくる!」



「行ってらっしゃい!
綺麗にしてもらうのよ?」



私はふふっと笑って家を出た




花とは現地集合になっている



私は玄関を出ると



「お待ちしておりました。葵様」



そこには舜の家の
ドライバーさんの木村さんがいた




「えっ私大丈夫ですよ?!
1人でもいけますよ?!」




「いえ…舜様がそれは必死に
必ず迎えにいけと…」



「はぁ…すみません…
ありがとうございます」




「いえ大丈夫ですよ…
それではお乗りください」



「はい…ありがとうございます」




私はそう行って舜の家まで送ってもらった