始まりは、衝撃的な罪だった。
パーカーマンなんてダサいあだ名をつけられ、憧れの人を不良にさせたことを悔やんだんだっけ。
でも、あれがあったから、今がある。
師匠は京ママとの溝を埋められて、桃太郎が完全に過去を割り切れて、大宮ツインズは唄子ちゃんとの問題を解決できて、剛は裏切り者扱いされなくなって、真修は本音を伝えられて。
凛とは両思いになれた。
今となってみれば、全部、神様がいたずらに仕組んでいた必然だったのかもしれないと思えてくる。
「俺にとって、神雷との出会いは奇跡で、ここでの思い出は青春そのものだったよ」
小泉パパも、言ってたっけ。なんだかんだ大変だったけど、青春してたなあ、って。
まさか私の貴重な青春を捧げてしまうとは、まじで予想してなかった。後悔は、していない。
「本当に、本当に、ありがとう」
「ありがとな」
「サンキューな、皆!凛さんと京も、ありがとうございました!」
師匠に続いて凛と桃太郎も告げた、いっぱいの感謝に胸が熱くなる。



