俺は腕の中にいる葵を見る





正直あそこまで崩れる葵を見て驚いた






一族最強と呼ばれる葵がこうも簡単に倒れたんだ









目を瞑る彼女さえも愛おしい…





そう思うんだ







いつからだろうか。
こいつをこんなに意識し始めたのは。









いつからだろうか。
触れたいと思うようになったのは。









いつからだろうか。
こいつを…好きになったのは。