「じゃあ、あとでね」
そう言うと3人は一旦男子の部屋に戻って行った
「葵、私達も行くよ!」
私と花は自分たちの部屋に向かった
「…」
これまた大きい部屋ね
言葉を失うほど大きな部屋だった
シングルベットが2つあり大きなテレビ、
それになんと小さいキッチンまであるのだ
すごいなこの学校と苦笑いしつつも
どこかワクワクする気持ちにもなった
「葵、今から班のみんなで散歩して
夜ご飯の買い出しに行くよー」
「わかったー」
私と花は用意をして待ち合わせのロビーに行く
ロビーには既に3人が待っていた
「ごめんね?待った?」
花が申し訳なさそうにすると全員が顔を赤らめて
「「「全然待ってないよっ」」」
と言った
私はと言うと
周りの視線が痛いのだ
5組女子だけでなく
1学年ほぼ全員の女子からの視線…

