秘密の陰陽師 【壱】





私は舜の顔を見る





「こいつは俺の部屋のやつだ。
どうしても付いて来るって聞かないんだよ」





舜はそう言って後ろにいる人を睨む






あ、舜が素を出してるって事は
信頼がある人なんだなと思った







「よっ!俺は井上裕翔!
適当に呼び捨てで呼んでね!
て言うか君名前は?
1年生にこんな子いたっけ?」







マシンガントークのように
1人で喋る井上君に少し戸惑った