秘密の陰陽師 【壱】




30分ぐらい経つと突然扉が開いた




「葵〜ただいま!大丈夫だった?」





「おかえり花。もう大丈夫だよ」





「ほんと?ベッドが乱れてるけど大丈夫?」






びくっと身体が跳ね上がる






「だっ大丈夫だよ…寝相悪くて…」






「そう…?でも葵、」





花はニヤッと笑って





「私に隠せると思ってるの?」





え…?なんで?!ばれてる?!






「なな…なんのこと?」