秘密の陰陽師 【壱】




「まっ…て」




苦しくて頭がクラクラしてきた





足は力が入らずにガクッとなる






「おっと…」





崩れる私を舜が受け止める





「もう限界?
でもこんなのじゃまだまだ離してあげないよ」






そういうと舜は優しく私に聞いてくる





「嫌か?」






優しくそう聞いてくる舜






私は







「嫌じゃない…」







なんてそんな言葉を言っていた