「ウソついたのはごめん。あやまる……」 「もういいよ、別に」 「オレがよくねぇよ」 「………」 「あれ、俺の姉ちゃん」 「へ?」 「で、あの日は独りで入るのが恥ずかしいからついてきてもらったんだよ」 「え?」 「あーもう。俺だっせ」 ユージは頭をガシガシかく。 「ミチに指輪を買おうと思って」 「え?」 「だから、結婚指輪だよ!」