私の後ろにいる何故か静かな晴昭を 振り向いて見ると。 「…俺が、記憶を…無くした…?」 「は?」 …あ、そういう事か。 鉄パイプで強く殴ったせいで、 記憶がないと思ってんのか。 「違う違う。晴昭のせいじゃねーよ。 なんつーか、体質?みてぇな感じだから」 そう言うと晴昭はホッとした顔に 戻り、まだキョロキョロしている暁を じっと見た。