「優樹。嬉し涙は、
悲しい事を流してくれるんだ。

だから、嬉し涙は流していい。
存分に流せ」



「うっ…」



「お待たせ、優樹」



「お兄ちゃんのバカぁっ…!」





遅すぎだよ。


どれだけ寝てるの?

どれだけ心配させたと思ってるの?




今、どれだけ嬉しいと思ってるの?



世界中の人達に分けれるくらいの
嬉しさだよ…。