…そうか。


お父さんとお母さん、、
あの時死ねて良かったのかもしれない…。





「だから、あれは父さんと母さんが望んだ
死だ。その望んだ死を優樹のせいとか
自分で責めてたら父さんと母さんが
かわいそうだろ。

だから、喜べ。2人の望んだ事なんだ。
その望んだ事が本当に出来るなんて
思ってもみなかったんだ。あの2人は。


だから、喜べ。2人を褒めてやれ」





死を喜んで、褒めるなんてできない…。
前の俺ならそう思ってた。





「…うん。喜ぶ。褒める。
よかったね、お父さん、お母さん…。
今まで、ごめんなさいっ…!!」