そんなの、知ってる…。
でも、死ぬなんて…。
「あの時が、父さんと母さんの
寿命だったんだ。
死ぬことだって生きていれば必ずある」
お父さんとお母さんの寿命は、
あの時。
もっと長生き出来たのかもしれない。
…だけど、お父さんとお母さんが死ぬのを
選んだのはあの日だったのか…。
「父さんと母さん言ってた。
死ぬ時は、瑠茄と優樹の前で死にたいってな。
自分の最期は、家族の前での方が
安心できるって。
自分の最期を息子と娘に見守って
いただけるなんて、なんて幸せな事なの?
って笑って言ってた」
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