1人じゃない…。 俺は目を開けた。 そこには。 「お兄ちゃんには、 優樹を呼ぶ声が聞こえる。 早く目を覚ませってな。 優樹、久しぶり」 「おにい、ちゃん…」 大人っぽくなったお兄ちゃんの姿。 なんで、ここにいるのか疑問だ。 お兄ちゃんから差し出された手を 掴み、俺は立ち上がる。