「あんたと同じ空気吸ってると思ったら
鳥肌立つわ!!」



「じゃあ、こんなに近くにいると
今鳥肌凄いんじゃない?

あっれー?鳥肌立ってないよー?

嘘はいけないよね♪」





ニコッと微笑むと鳥肌が立つと言ってきた
女の子が涙目になる。



弱いくせに強がるのはいけないなぁ。

…私が言えないか。





「あ、あんたなんてとっとと消えてよ!!

行くよ!!」





女の子は他の2人と
体育館裏から離れていった。





「プッ。クククッ。あははっ!!
何もしないで逃げるとかっ!!

ははっ!く、ククッ」