まさか、これが俺たちを疲れさせる罠だった なんて、まだこの時は知らなかった。 パーカーのフードで顔を隠し、 サクラは首に。 バイクなんて持ってないから白龍の倉庫に 走った。 あと5分後だ。 「…行くぞ」 「バレないようにな」 「翔と奏でもな」 俺は髪を切った。 2年前と同じ髪型だ。 前髪は少し長めで喧嘩する時は上で 結ぶ。 髪は男みたいなショート。