小さく手を振り、俺と聖は会場に戻った。 「あ!2人とも! どこ行って…、えぇぇぇ?!! そ、その手どうしたのぉ?!」 奏は怪我した俺の右手を握って色んな 角度から見て会場にある個室に 連れてかれた。 「めっちゃ染みるよ!」 なにそれ超怖いんですけど。 物凄い痛いんですけど。 まず傷の周りの血をティッシュで綺麗に 拭き、消毒をして傷の上にガーゼ、 包帯をきちんと巻いて押さえた。