愛弥はそう言いながら持っていた 薄いピンク色のハンカチで 俺の右手に優しく結ぶ。 その薄いピンク色のハンカチはすぐに 血が滲み、赤色のハンカチに変わった。 「今知り合いが咲を探しに行ってる」 「咲さんを?」 「…大丈夫。 咲は愛弥の味方だ。 この先、いろいろあると思うけど、 学校にいる時はある女を頼るといい」 この先、イジメとか絶対にあるだろう。 もしかしたら、今始まってると思う。