怪我していない左手で愛弥の腕を引き、 さっきの噴水のところのベンチに座った。 「あ、あの。 手、大丈夫ですか?」 敬語…。大人しい性格。 「あー、もう。狂う。 いつも通りの愛弥でいい。 バラしたりはしねぇから」 「え…?」 「だから、大人しい性格じゃなくて、 いつもの元気な愛弥がいいっつってんだ」