ホームランを胸に ファースト

葵に「行くよ」と言われてからずっと引っ張られている。

「着いたよ、次これね!」

「えっ!葵?」

葵と私はジェットコースターの前に来ていた。

「ほら行くぞ!」

「葵!!!!」

結局私達はならんで乗ることになった。

あっという間に私たちの番に...

「怖い...」

「大丈夫だって!ほら」

葵は手を出してきた。

「ありがとう」

私は握った。