ホームランを胸に ファースト

私がそう言うとまたみんなは考え始めた。

すると、葵が手を挙げた。

菜花先輩が葵を当てると葵は立った。

「俺は3年生に何かあげるより試合をしたらいいと思います。」

「でも、それだと3年生は8人ですよ?」

「それは...みほが入ったらいいと思います。」

みほ先輩が試合!?見たことが無いけど見てみたいと思った。

「そうしましょう!じゃあ練習をしてください!」

私は思い切って言った。

「「「はーい」」」

部員はみんな部活の準備を始めた。