ホームランを胸に ファースト

「お兄ちゃん!明後日ね涼香がね泊まりに来るの!」

「良かったな!」

そう言うと嬉しそうに笑って部屋に入っていった。

「葵が帰って来るのずっと待ってたんだよ?優衣はお兄ちゃんが大好きなのね!」

お母さんはそう言って笑った。

「優衣は自慢の妹だからな!じゃおやすみ」

俺は自分部屋に入ると携帯がなっている事に気づいた。

「もしもし?」

「涼だよー!今日はありがとね!」

「で、どうしたんだ?」