~葵story~

バタン!

涼が倒れた。

「涼!!!」

俺が駆けつけると涼は顔色が悪く今にも死にそうな顔だった。

「おい!葵、涼は何があったんだよ!」

伊織が駆けつけた。それと同時に涼にぶつかってきた奴が逃げようとしていた。

「おい!」

その女は驚いてふりむいた。

「伊織!涼を頼む!後から行くから」

「分かった。」