ホームランを胸に ファースト

「ひ、久しぶり」

すると、葵も後から出てきて

「涼、奏、涼介さんまで...どうしたんですか?」

「どうしたんですか?じゃねーよ!!!!」

パシン!

お兄ちゃんは葵のほっぺを叩いた。

葵ほっぺを押さえて痛そうにしていた。

「大丈夫?!お兄ちゃんひどすぎるよ!」

「は?彼女を放ったらかしにして違う女の家にいるとかふざけんなよ!」

葵は土下座をしだした。

「ごめんなさい。俺ずっと梨花の事が好きだったんだ昔。だけど今は涼の事一筋だ。でも、懐かしくなってつい遊び過ぎちゃって...ごめん。」