ホームランを胸に ファースト

「わ、分かった。」

そう言うと、奏は「行くよっ」と言って私を連れ出した。

「ちょちょっと奏?」

お兄ちゃんは車を出してきて無理やり乗らされて梨花の家まで教えて、連れてかれた。

あっという間に着いてしまい奏はインターホンをおした。

「はいっ」

「こんにちは!葵さんと梨花さん出てきてもらえますか?」

「あっ!はい!」

すぐさま梨花が出てきた。

「あっ!涼〜久しぶり!」