絶対好きにならない






なんなのよ、この人たち・・・



気持ち悪い。




すごく引っ張られるし、人気もないから誰も気づいてくれないし・・・




「痛いから・・・離して」




「抵抗しても無駄だよ?」




しばらくして、私は木にもたれさせられた。



私は、こいつらを思い切り睨みつけた。




「あれ?睨んでるの?」




「でも、涙目で睨まれても・・・そそられるだけだよ?」




そう言って、1人の男の人が顔を近づけられる。




私の顔を触られる。



「やだ・・・触らないで!」



ねぇ・・・助けてよ。




助けてよ・・・唯翔・・・。