お父さんもバラの言葉ならすんなりと受け入れることができるらしくて、安心した顔になった。


あたしはお母さんが朝行っていた言葉を思い出していた。


バラはサナギの事をしっかり見ているから。


その言葉の意味がなんとなくわかった気がする。