【完】弁当バトル―あなたのために走ります―




 結局、最後まで欲しいものは手に入らなかったけれど、それでも美味しいお昼を経験出来た。



 おばちゃんのおかげ。



 そして岬がいたおかげで、いつもお弁当を買うことに執念を燃やし続けた。ちょっとしたスポーツみたいで、楽しい日々だったなぁ。



 青春って言葉で終わらせたくないくらいに充実していた。



「帰ろうか。ベランダ、寒くなってきたし」