それにしても、なんで僕がチンカスなんだろう。 超かっこいい隆太なのに! なんて疑問はやっぱり聞けなくて。 「どうしたの?誤解された?」 僕の言葉に、遥希君は暗い顔で頷いた。 そして、僕に言う。 「美咲がいないんだ。 俺の家にも来ないし、あいつの家もずっと電気が消えている。 ラインも既読にならねぇし。 まさか……死んでしまったとか?」 「まさか……」