愛しているから側にいて。


「…大翔」


由仁の言葉にビクッと全身で反応する。






「私も、大翔が、大好きだよ…

私、気づいて欲しかったの…

挨拶して、会話したかったの…

大翔と笑い合いたい…



…私を一人にしないで…

寂しかった…

……寂しかったの…」




きゅっと俺に巻き付く腕。


細くか弱い。


俺はこんなに弱い由仁をずっと広いと感じた家に放置していたんだ。