タンスの中も綺麗に整頓されていた。 掛けられたワイシャツもピシッとアイロンを当ててくれていて、いつの間にか私服は衣替えもされていた。 部屋もいつ見ても綺麗だ。 俺は一切家事などしていない。 全部…、全部由仁がしてくれていた。 由仁は公務員で、確かに定時には仕事を終えれるだろう。 けど、家事を毎日、毎日、文句なくこなしていたのだ。 俺よりも、もっとしんどかったはずだ…… 俺はこんな事にも気づかなかったのか… ふと昨日、由仁が口にした約束をした日のことを思い出した。