あるとき、ずーっと遠くに小さな光が見えました。 砂粒よりも小さな光が見えたのです。 クラゲはもっと近くで、その光を見たくなりました。 けれども波は、クラゲを遠くへと運んでいきます。 どんどん、どんどんと流されていきます。 このままでは光を見失ってしまいそうです。