「ふぅ……疲れた…」
部屋に戻ってすぐにベッドに寝転ぶ。
「俺も」
………〝悪魔の血〟。
それが何を意味するのか……。
「なぁ……。本当に星奈は犯人じゃないよな……?」
「やっぱり星奈のこと疑ってるわけ?」
疑ってる……というか…。
「〝悪魔の血〟って言葉が気になるんだ」
「花織の話なんか忘れろよ。それよりさ、2回目にレトロな部屋行ったとき、遺体消えてただろ?その時に、置時計も消えてた」
置時計も……?
「犯人が一緒に持ち去った……ってことか?」
なんのために?
凶器は刃物だったよな?
「だと思う」
「……にしても、こんなに短時間で殺人が起きるなんてなぁ…」
しかも、遺体消失だ。
─父さんが作ったこの建物で。
俺は許さない。
忍さん、桃花さんを殺した犯人を。



