DeTeCtIvE KASHIMA ~華島・望月合同合宿連続殺人事件~

俺らの班が一番だ。

「記憶力いいんだな、海くん」

忍さんが海に話しかける。

「瞬間記憶能力を持ってるんです」

「スゴいじゃないか。羨ましいな~」

忍さんと海は意気投合した様子。

「螺旋階段ってどこにあるっけ?」

「とりあえず、部屋が並んでる下のフロアに移ろう。エレベーターで直接行ける」

エレベーターを探して乗り込む。

エレベーターを降りると、部屋の扉がズラリと並ぶフロアに到着。

「海、どっから入ってきたか覚えてる?」

「ちょうど廊下の真ん中辺りだった」

ざっと数えて、部屋の数は50。

ってことは、半分の25のところ近辺で隠し扉を探せばいい。

「………23、24、25。ここらへんだな」

扉と扉の間を押してみる。

「それ多分マジックドアだよ。斜めの切り込み入ってるでしょ?薄いけど」

夢希に言われて気づく。

壁に斜めに線が入ってる。

「だから……こうやって……。壁をずらすと……」

夢希が壁をずらすと、隠し扉が開いた。