DeTeCtIvE KASHIMA ~華島・望月合同合宿連続殺人事件~

調べた結果、不自然じゃなかったのは、2文字後に戻すパターンのみ。

「次はレールフェンス暗合だが……。どう考えてもレールフェンス暗合を解読しても文章にはならない。鏡の絵を解読する他なさそうだ」

凌平が言った。

「それは同感」

「私もよ。鏡の暗合を解きましょう」

再び考える作業に戻る。

「ごめん、もう一度紙見せてくれない?」

星奈が絵が書かれた紙に手を伸ばす。

そして、ジッと紙を見つめて考え込む。

星奈のとなりに座り、一緒に暗合を見ていた夢希がハッとした表情を浮かべて、星奈の持つ紙を奪った。

「夢希?どうしたの?」

「柑橘系の匂いがした…」

柑橘系……。

なるほど。