「では今から合同合宿を開始したいと思います。まずは華中教師の自己紹介から始めます。俺は、探偵科の山田だ」
さっきから案内してくれてるのがこの山田先生で、俺らのクラスの担任でもある。
「私が保健の松尾です。体調不良や怪我等は遠慮なく言ってください」
「担当教科は体育だがオールマイティ教師の渡部だ」
先生の自己紹介に、すかさず
「自称だろ!」
と突っ込むクラスメイト。
「まぁ自称かどうかは放っといて、わたくしが、望月探偵事務所の最高責任者…望月です」
60代後半くらいのおじいさんが望月さん。
望月探偵事務所からは望月さんしか運営者が来ていないようだ。
「じゃあ、今から華中、望月混合で10人グループを作れ。基本的にそのグループで活動してもらうから」
先生の言葉に、座っていた生徒たちが動き出す。
もちろん、俺たち四人は同じグループになるつもりだ。
「翔耀、海、あと……星奈と夢希…って名前であってますよね?私たちと同じグループになりません?」
花織と凌平が話しかけてきた。
「あぁ。いいよ」
「ありがとうございます」
「てか、なんで敬語なの?タメ語でしゃべろーよ」
星奈が花織に言った。
「一応初対面ですしね。まぁではタメ語で話すわ」
敬語でもタメ語でも見下してる感は変わらない。



