・・・・。 ・・・甘い香りがする。 なんだ?この香りは。 何処かで嗅いだことのある香り・・・。 あぁ、そうだ、これは・・・ 「花の香り?」 懐かしい香りに誘われ、オレは重い首をもたげた。 その瞬間 暗闇の中にいたオレの体は、光の渦の中へと放り出された。