街が赤く染まる頃。ー雨 後 晴ー




そっから俺と心優で仲良くこの通りを見てまわって
ホテルに戻る寸前で智樹と青木とも合流して、やっとホテルに戻った。

散々言われたのに、やっぱり俺らが最後だった。


「な~な~せ~~!」


「なんで俺だけなんだよ!
つーか智樹のせいだろ!」


「まぁまぁまぁ。
先生、もう遅いし怒る前に部屋行った方がよくね?
みんな待ってるしさ!」


「ったく、お前ら次遅れたら罰アリだからな!」


はいはい、わかったよ。


あー、つっかれた。
早く寝たいわ。


「大翔」


「ちょっ、なに?」


ソファにどかっと座ったのに、いきなり心優に腕を引っ張られた。
ドキッとする暇もなかったわ。


「あれ、いつ渡す?」


「…あー、あれか。
とりあえず、明日でいいんじゃね?
今日はもう担任が目を光らせてるし…」


「……そうだね。
じゃあ、また明日ね。」


「おう。」



……にしても、距離感。
めっちゃちけーし。なんだこれ。心優のにおいする。
って、これじゃ変態じゃねーか…


「大翔~、部屋行くぞ~」


「おう。
……じゃな。また明日。」


「うん、じゃあね。」


心優も、青木と部屋に行くみたいで、そもそも男子は別館で、ロビーでわかれた。