冬恋~さいごの贈り物~


すごく楽しかった。


渚桜といられるだけで、何だって笑っていられたんだ。




















『じゃなー、みんな』



満足に遊んだ私たちは町内に流れるチャイムを合図に解散する。


公園からそれぞれの家に向かって歩き出した皆を見て、私は志賀くんと歩き出した。


仲良くなるまでは知らなかったんだけど、私の家と志賀