冬恋~さいごの贈り物~



【芽依side】



「芽依ー!ご飯よ、おりてきなさい!」



「はぁ~い!」



──────────私の名前は江藤 芽依。


ピッチピチの16歳。


家族構成は母1人、父1人、子1人とごく平凡。


親友は奏穂!


…と、りく、くう、かい。



────────瀬崎 奏穂、それが奏穂のフルネーム。


出会いは中学1年生で、私たちはすぐに仲良くなった。


奏穂は大人で優しくて可愛くて、私にとってはお姉さんみたいな存在!


そんな奏穂には幼馴染がいて…。


それがかい。


本名、室沢 海叶。


かいは…とにかく奏穂が1番!


いつでもどんな時でも奏穂の傍にいるし、奏穂の事を思ってる。


二人はそんなんじゃないっていうけど…絶対にお似合いだと思う!


そしてりくとくう。


本名は得田 莉玖翔と嶋名 空羽。


りくは5人の中で1番しっかり者!


リーダー的な素質を持ってて、私たちのまとめ役。


でもいつもは皆を優しく見守ってて…唯一私の事を''ちゃん付け''する。


私にとってお兄さん的存在!


反対にくうは弟キャラ!


そんなところが私の波長と合うっていうか何とゆーか。


そんなこんなで私が一番話すのはくうだし、一番気を許してるのもくう。


元気で明るいくうは私たちの癒し!ってこの前奏穂が言ってた。


くうとは家の方向も同じで帰りは一緒の時も少なくはない。


これが私の親友たちで、今の私のいつメン。


5人の写真たちがたくさん集まったコルクボードの隣に立てかけられたアルバムを見て、私は笑顔をくもらせる。













あれは、あの中には。


思い出したくもない思い出が沢山詰まってるから。



「芽依ー!早くしなさーいっ!」



「ごめん!今行くー‼」















誰も知らない、誰にも話したことのない。














私のヒミツ────────────────