美織side。


朱音をお姫様抱っこして行ってしまった。


でも私は嬉しかった…朱音の笑顔を見れた…
本当にこの人達なら……


朱音は男子恐怖症だから男子を拒絶するのに彼だけは…いやこの人達なら……朱音を助けてくれるかもしれないと私は直感した。


もっと朱音の笑った顔が見たい。
朱音を助けてくれるかもと淡い気持ちを抱いてふたりが行ったところに私は己龍のみんなと追いかけた。