畳をあげて窓から出し、叩いて埃を落として天日干しにする。
上げた畳の下の板を確認して掃除を済ませ、流しやトイレなども掃除・消毒して行く。
押し入れを開ける前に、8畳の畳も開けてから、すば手の拭き掃除を終わらせ、外の畳を中へ立て掛け、新しく8枚を外に出し叩く。
夕方まで干して中に入れて立てておけば、あとは換気でいいだろうと窓をすべて開けたまま部屋を後にする。
「冬弥様、使いが済みました。秋彪様は元気になられています。ほかの狐達もです」
「ご苦労だったねぇ」
「秋彪様からの伝言ですが、稲荷の中に変なものを入れるな。でも美味かった!今宵は来なくて大丈夫だ。との事です」
「そう……でも、そんなわけには行かないよねぇ?今からみんな休んで、夜には3匹秋彪の所に行っておくれ。バレるだろうけど、追い出しはしないだろうよ」
「ですが、こちらの神社が手薄になってしまいます」
「ここは私一人でも十分だよ。お前達を危険な目には合わせたくないからね」
「せめて、一尾お連れくださいませ!」
「好きにするといいが、回復の子達は疲れてるだろうから、今日は出ちゃダメだよ?」
上げた畳の下の板を確認して掃除を済ませ、流しやトイレなども掃除・消毒して行く。
押し入れを開ける前に、8畳の畳も開けてから、すば手の拭き掃除を終わらせ、外の畳を中へ立て掛け、新しく8枚を外に出し叩く。
夕方まで干して中に入れて立てておけば、あとは換気でいいだろうと窓をすべて開けたまま部屋を後にする。
「冬弥様、使いが済みました。秋彪様は元気になられています。ほかの狐達もです」
「ご苦労だったねぇ」
「秋彪様からの伝言ですが、稲荷の中に変なものを入れるな。でも美味かった!今宵は来なくて大丈夫だ。との事です」
「そう……でも、そんなわけには行かないよねぇ?今からみんな休んで、夜には3匹秋彪の所に行っておくれ。バレるだろうけど、追い出しはしないだろうよ」
「ですが、こちらの神社が手薄になってしまいます」
「ここは私一人でも十分だよ。お前達を危険な目には合わせたくないからね」
「せめて、一尾お連れくださいませ!」
「好きにするといいが、回復の子達は疲れてるだろうから、今日は出ちゃダメだよ?」



