でも、そんなある日。


私に彼氏が出来た。5人目だ。


毎日楽しい生活を送っていた。でも、その日は違った。



「別れよう。」


相手に告げられた別れの言葉。



「どうして?」


聞いたのが間違いだったのかもしれない。



「お前さ、全部計算済みって感じすんだよ。

 なんて言うのかな。

 お前に計算しされてる感じがしてて嫌なんだよ。」



計算済み…。今思えばそうだったのかもしれない。




計算して喜ばせようとしてた。



それから私は相手を傷付けたりしないよう、友達や彼氏…大切な人を作らないようにしてた。





秋…好き、大好き。


でも私は秋の幸せを願うから、あなたの前から消えてくよ…。