「じゃあ、アイス二つ」
諏訪さんに買ってもらいたいもの、欲しいものなんてない。
お高いのにするから、コンビニアイスを二つで充分。
元々物欲自体が強くないのと、あまりもらうのは得意じゃないから。
綺麗とかすごいとか、嬉しいとか、可愛いとか、上手く素直に喜ぶのは苦手だった。
せいぜい言ってありがとうくらいで、せっかく贈ってもらっても、反応の薄さにがっかりさせてしまうこともある。
そんなわけで、しれっと素早くアイスを追加すると、諏訪さんが目を見開いた。
「怒ってないの?」
「別に」
怒ってはいない。
怒るほどのことなんて何もなかった。少しふて腐れただけだ。
「あ、そうなんだ。怒ってるかと思った。ごめんね」
「いい」
ごめんね、は怒っていると思ったことに対してだろう。
怒ってるって誤解が解けたら奢ってもらえなくなるかと思ったのに、諏訪さんは何も言わなかった。
……多分、奢る気あるよね。
どこまでもお金持ちな暇人である。
遠慮しなくていいようだから、アイスの棚の中で一番高価なものを二つにしよう。
もしくは、交渉して食後にはコーヒーもつけてもらってしまおうか。
と、いうか。
諏訪さんに買ってもらいたいもの、欲しいものなんてない。
お高いのにするから、コンビニアイスを二つで充分。
元々物欲自体が強くないのと、あまりもらうのは得意じゃないから。
綺麗とかすごいとか、嬉しいとか、可愛いとか、上手く素直に喜ぶのは苦手だった。
せいぜい言ってありがとうくらいで、せっかく贈ってもらっても、反応の薄さにがっかりさせてしまうこともある。
そんなわけで、しれっと素早くアイスを追加すると、諏訪さんが目を見開いた。
「怒ってないの?」
「別に」
怒ってはいない。
怒るほどのことなんて何もなかった。少しふて腐れただけだ。
「あ、そうなんだ。怒ってるかと思った。ごめんね」
「いい」
ごめんね、は怒っていると思ったことに対してだろう。
怒ってるって誤解が解けたら奢ってもらえなくなるかと思ったのに、諏訪さんは何も言わなかった。
……多分、奢る気あるよね。
どこまでもお金持ちな暇人である。
遠慮しなくていいようだから、アイスの棚の中で一番高価なものを二つにしよう。
もしくは、交渉して食後にはコーヒーもつけてもらってしまおうか。
と、いうか。


